昔の会葬礼状
ご葬儀に参列しますと喪主の名前の記された「会葬礼状」を受け取ることが
多いとおもいます。
ハガキサイズの礼状と「清め塩」を「御会葬御礼」と印刷された封筒に入れて、
返礼品と一緒に受け取られるとおもいます。
会葬礼状を封筒にいれるのは、昔は葬儀の当日ではなく後日会葬して
いただいた方々に郵送していたためです。
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/ 上は坪内逍遥の会葬礼状です
ネット上では一番古いもので大正2年(1913年)の郵送された
礼状が見られます。
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/ 上は15代将軍徳川慶喜の会葬礼状です
現在でも多くの方が参列されるご葬儀では新聞に「訃報広告」をしてから、
ご葬儀の翌日に「会葬御礼」の新聞広告を出されています。
この新聞の訃報広告は「会葬礼状」より古い歴史があるようです。
明治時代には著名人ばかりでなく一般の方も出されていたようです。
地方新聞では今も「おくやみ」欄が設けられいます。
家族葬や火葬式をされたご葬家様では「会葬礼状」を作られない方も
いらっしゃいます。
ご葬儀等でご不明な点がありましたら「アスカセレモニー」へご連絡ください。