棺の種類について
「棺」といってイメージされるのはどのようなものでしょうか。
ご葬儀のご経験のあるかたでしたら、木製の棺をおもいおこされるかもしれません。
または、白や淡いブルー・ピンクなどのいわゆる「布張り棺」をご覧になられたことが
あるかもしれません。 これは木製の棺に装飾の布を張ったものです。数種類のお色から
お選びいただけるため、また花祭壇にはきれいに映えるため好まれております。
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しかし現在でもお柩は、「桐(きり)」製が主流になっています。
火葬が前提になっているため、無垢材ではなく合板の「中空構造」です。
一枚板を使用しているものは特別な場合以外ありません。
またエコの時代にあった棺もあります。
「段ボール」等で作られた「エコ棺」があります。
使用されるとカーボンオフセット証明書が発行されます。
ただ実際には需要がありません。 価格が高めのことと段ボール製というとことに
選ばれない理由がありそうです。
棺の一般的なサイズは、長さ約1800mm、幅約450mm、高さ約400mmから
あります。 このサイズは業界用語で今でも尺貫法の「6尺棺」と呼ばれています。
またパソコンに「ひつぎ」と入力すると「棺」と「柩」が選択できますが、
業界用語で、「柩」は故人様が納められた棺のことをさします。
いわゆる霊柩車の「柩」です。
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