死後について アスカセレモニー
人は亡くなるとどこへいくのか
死ぬと人はどうなるのか・どこへいくのかは、誰にもわかりません。
死後のことを経験して、戻ってきた方がいないからです。
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よく言われているのは、①黄泉の国へいく、②天国にいく、③浄土へ
いく、④地獄へいく、⑤精神(魂だけの)世界にいく、⑥宇宙の星になる、
⑥すべてが消滅して無になる。とのことなどです。
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ご葬儀を担当させていただいた方々の想いを伺うと
信じる宗教にかかわらず、①天国にいく、②やすらかな静かなところへ行くと
お考えになられているご遺族が多いように感じます。
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若いご住職の「法話」でも「浄土」ではなく、「天国」との
表現をつかわれる僧侶が多いように思います。
確かに「極楽」や「浄土」を表現した仏画では、
中国(唐)風の建物、中国(唐)風の髪型や服を着たり、
全体に金銀宝玉(宝石)が飾られています。
「極楽」や「浄土」では現在ではなかなかイメージがつかめないからでしょうか。
また「黄泉の国」は、本来神道の考え方ですが、よほどご高齢か
文学的・芸術的表現を好まれる方以外では使われないと思われます。
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一方「天国」はキリスト教と切り離して、現在の生活からイメージしやすい
のかもしれません。
また、「やすらか」は、テレビなどで著名人のご葬儀やお別れ会などでの
「弔事」に「やすらかにお休みください」、
「ゆっくりお休みください」との表現をよく聞きます。
ここから「やすらかな・静かな」世界との思いがわいてくるのではないでしょうか。
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ご自分の大切な方が亡くなられてどこにいかれるかは、
故人を葬送されたご家族・ご遺族がその方にふさわしい
行き先をお考えになられてよろしいと思います。